- 2012年3月 6日 16:31
- new release
いよいよ明日3/7(水)
DJ KAWASAKIニューアルバム収録曲、
"What Cha' Gonna Do For Me feat.Shea Soul(Radio Edit)"が
iTunes Storeにて先行シングル配信開始です!
アルバム未収録のRADIO EDITヴァージョンは
iTunes限定の配信!
CDリリースに先駆け
一足先にみなさんに聴いていただけると嬉しいです☆
現在、リリースに向けて
インタビューを受けさせていただいたり
RADIOに出演させていただいたりしているんですが
こうしてBLACK DISCOのカバーアルバムに至るまでの
経緯を振り返ってみると
師匠である沖野修也さんに
『ディスコ禁止令』を出されたのも
今となっては良い想いでです(笑)
ジャパニーズ・ハウスが流行ったデビューしたての時期
例えば藤井リナちゃんといったモデルを起用したジャケットの
ビジュアル的な印象もたしかに先行していました。
DJセットのなかで生音のディスコやジャズを混ぜたりしても、
ホームでもある渋谷のTHE ROOMでは盛り上がるけど、
打ち込み主体の他のクラブではお客さんが引いちゃう場面も。。
僕のスタイルはテクニックを見せたり
ヒット曲を羅列して盛り上げることだけに重点をおくよりは
起承転結と、映画みたいな世界観を作ってムードを大切にするスタイルなので
(*沖野修也著『DJ選曲術』を是非読んでみて下さい。)
セットを通して流れとして物語を伝えられるよう
ルーツでもある昔の生音もプレイします。
キラキラしたハウスや僕の作品だけ聴きたい人たちには
マイナスなイメージになるかもしれない。。
と、沖野さんが僕の為を想った末
『ディスコ禁止令』を発令したんです。
音楽制作でも過去に
『ピアノとストリングス禁止令』が出されたことがあります。
それによってかえってクリエイティヴなことができたり
より建設的な思考が持てるようになったので
今回も僕なりに突破口が見えるまで頑張ろうと想い
一時期DISCOや生音は控えていました。
しかしDJでは
ソウルフルな歌ものハウスを作るクリエーター達が
作品自体をリリースをしていなかったり
作風を変えてしまって違うジャンルに移行してしまったりと
良質で新しい作品が品薄だったこともあり
自然に、ディスコやジャズといった昔の音源の中から
まだ知らないかっこいい曲を探すようになっていたんです。
そんな時にセオ・パリッシュのDJを聴いて改めて衝撃を受けました。
「いままでもこれからも小さなパーティーから受ける刺激がエネルギーになっている」
という彼のインタヴュー記事にもすごく共感しました。
「それっていままでTHE ROOMで僕が影響を受けたり感動してきたことと同じじゃないか!」と。。
そして僕が本当にやりたい事は何か?
本当に伝えたいことはいったい何なのか?
と、自分を見つめ直しました。
そのあたりからでしょうか
こっそり徐々にまたDISCOや生音をかけ始めたんです。
(ちゃんと沖野さんが現場に来ていないのを確認してから(笑))
ブギーや70'ディスコの再燃といったトレンド的な流れもあり、
今でこそ好きなものを自身を持ってかけられるようになりましたが
実はこんな苦しく辛い時期もあったんです。
今回、こうしてBLACK DISCOのカヴァーを作ることによって
僕自身プレイにも説得力が出るでしょうし
ようやくここまできたなーと思いますね、感慨深いです。。
最後にオリジナルの
What cha' Gonna Do For Me/ Chaka Khanを再度紹介しますね!
いったい僕のヴァージョンは
オリジナルとは違いどういったアレンジに仕上がっているんでしょう?
是非予習宜しくお願いします。
4/27@東京代官山AIR、そして翌日4/28@大阪NOONのリリパでは
シンガーのShea Soulを招きPA LIVEも行う予定です☆
お楽しみに☆
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