- 2010年11月16日 00:47
- private
『PARADISE』
"DJ KAWASAKI DJ 15周年記念+3rd Albumリリース・パーティー"@eleven
まであと23日となりました。
イベントに向けての意気込みや15年を振り返って思うこと、
Space Lab YELLOW、出演者との思い出などを
何回かに分けて書いてみようと思います!
08年6月に入居ビルの解体により惜しまれつつ閉店した
「Space Lab YELLOW」
その跡地にオープンした新クラブ「eleven」
2006年に出た僕のデビュー・アルバム「BEAUTIFUL」
のリリース・パーティーはYELLOWでした。
Special GuestはロンドンからPHIL ASHER (Restless Soul)
そして、沖野修也さんと沖野好洋さん(KYOTO JAZZ MASSIVE)。
実は、DANNY KRIVITや、TIMMY REGISFORD
LOUIE VEGA、DJ HARVEY、FRANCOIS K、CARL CRAIG
といった大御所DJ達のプレイを初めて体験したのもYELLOWだったんです。
DJブースのレコード棚に面した壁には
ラリー・レバンの写真が貼ってあり
そこは駆け出しDJだった僕にとって
簡単に上がることの出来ない
神聖な領域でした。
まさか同じ場所でプレイできるなんて
当時の僕は夢にも思わず..
感動と同時にとても緊張したのを覚えています。
しかし、イベント当日は諸事情があり、
深夜はメインフロアを使用出来ないというハプニングもありました。。
でも、バー前ラウンジでのパーティーはお客さんとの距離も近く
それはそれで楽しかったんですよね。
PHIL ASHERは朝5時からメインフロアでプレイ開始!
早朝のSUMMER MADNESS/ KOOL & THE GANGはヤバかったな..
(後にMOST WANTEDのリリパで再度Guest DJとして招く。)
2008年にリリースされた
2nd アルバム『YOU CAN MAKE IT』のリリース・パーティーもYELLOW!!
Featuring VocalにTASITA D'MOURとKARINを迎えフルバンド・セットもやりました。
中本綾子さん&JOYRIDEチームのみなさんにプレイしていただいた2Fラウンジでは
オリジナルの飾り付けがとても華やかで綺麗でした☆
DJKロゴがプリントされた特注の風船で埋め尽くされたフロアは
見ているだけでワクワクでしたよ!
そういえば
沖野修也さん主催の『Tokyo Crossover Jazz Festival』の第1回目も
実はYELLOWだったんですよね。
その時もKARINとライブで"BLAZIN'"をやらせていただいたのを覚えてます。
大箱でのプレイを初めて経験したのもYELLOWでした。
「こんなに音出していいの!?」
と驚いたのを覚えてます。笑
しかもDJ ブースの中もめちゃくちゃ音が良くて、
その空間が小さなクラブにいるみたいに気持ちよかった。
DJ NORIさんにトーレンスという(たしかそうだったと思います。似た違うやつだったらすみません。)
伝説のターンテーブルの使い方を教わり
DJをご一緒させていただいたこともありました。
レコードに振動が伝わらないように
それ自体がゴムで吊られてある仕組み。
BPMも摘みになっていて合わせるのがめちゃ難しいんだけど
一度ピタっと合ったらなかなかズレない
恐ろしいターンテーブルなんです。
レコード針も本来クラシックを聴くような
高価もの。
とても繊細な作りの為、
頭だしするのにバックスピン(巻き戻し)禁止なんです。
あれも緊張したな〜、
間違って折っちゃったらギャラより高いですからね。笑
プライベートで遊びに行ったときは
当時フロアにあった螺旋階段から、プレイしているDJの手元を観察したりもしてましたね。
「あー、アイソレーターはこうやって触るのか!」
と勉強になったものです。
JAZZに興味を持ったのは
The Roomで沖野修也さんのDJを体験したのがきっかけ。
そしてHOUSEという音楽に興味を持つきっかけになったのは
間違いなくYELLOWです。
思い出は本当に沢山ありますが
また同じ場所でプレイ出来ることをとても嬉しく思います!
今回3年ぶりのリリースということもあり
僕自身、正直いろいろな意味で不安もありましたが
ツアーを回っているうち
ダンスフロアで楽しそうに踊っているファンの皆さんと接していると
その不安は無くなっていきました。
15年経った今、DJが、音楽制作が本当に楽しい!
当日はみんなで楽しい夜にしましょうね☆
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